独立開業した税理士が新規開拓できる5つの営業・集客方法
- 2019.03.03
- 士業のためのお役立ち情報

独立開業した税理士が新規開拓できる営業や集客の方法をご紹介します。
せっかく独立開業しても新規開拓がうまくできない税理士さんはけっこう多いです。
「顧問先さえできれば喜んでもらえるのに…」と思っても、肝心の顧問先やお客様がいなければ商売になりません。
特に勤務税理士時代にあまり営業をしてこなかった先生は、独立開業後の新規開拓に苦戦することがあります。
顧問料の低価格化も進んでおり、勤務時代よりも年収が下がって、なおかつ勤務時代より忙しくなってしまう先生もいます。
独立開業後は、
- 税理士登録費用
- 事務所家賃
- 事務所の設備(電話・パソコン・机・いすなど)
など費用もかかります。
すぐにでも売上がほしいところですよね。
この記事では、
- 税理士の新規開拓の営業トーク失敗例と成功例
- 新規開拓に成功する税理士の共通点
- 今より4倍新規開拓できる方法
- 具体的な税理士の新規開拓・営業・集客の方法
などをご紹介します。
あなたの税理士ビジネスの参考になればうれしいです(^^)
それではさっそく見ていきましょう!
- 1. 税理士の新規開拓の営業トーク失敗例と成功例
- 2. 新規開拓に成功している税理士の3つの共通点
- 3. 成約率を上げる5つの方法
- 4. 独立開業した税理士が新規開拓できる5つの営業・集客方法
- 4.1. 方法①紹介営業
- 4.2. 方法②ホームページやブログなどWebから集客
- 4.3. 方法③セミナー集客
- 4.4. 方法④業務提携して紹介をもらう
- 4.5. 方法⑤税理士マッチングサイト
- 4.6. 飛び込み営業はおすすめしない
- 4.7. 勤務時代の顧客の引き抜きは要注意
- 4.8. 複数の新規開拓手法を組み合わせるのが鉄則
- 5. 法人顧問は競争が激化しているので相続税マーケットがねらい目
- 6. まとめ
税理士の新規開拓の営業トーク失敗例と成功例
独立開業した税理士の新規開拓の営業トークの失敗例と成功例をご紹介します。
見込み客と会えても営業トークが上手でないと新規顧客を獲得できません。
失敗しやすい営業トーク事例を確認して、成功事例を参考にしてください(^^)
税理士の営業トークの失敗例
全国には28000を超える税理士事務所、75000人を超える税理士がいます。
多くの経営者は最低1回以上、税理士から何らかのアプローチを受けています。
「あぁ、税理士さんの営業ね…」と思われては勝ち目はありません。
まずは多くの税理士さんがやりがちな営業トークの失敗例を学びましょう。
経営者に「お、なんだ?おもしろそうな税理士さんだな…」と思わせる第一ステップは、NGの営業トークを使わないことです。
失敗例①「税金や会計のことでお悩みの際はご連絡ください」
見込み客に「税金や会計のことでお悩みの際はご連絡ください」という営業トークをしている税理士さんはけっこう多いです。
まず知っておいてほしいのは、経営者の多くは税金や会計にあまり興味がありません。
経営者が興味あるのは、
- 売上をどうやって上げるか
- 資金繰り
です。
つまり「税金や会計のお悩み」はないのです。
ないというか「表面化していない(顕在化)」という方が正しいですね。
経営者本人が気づいていないだけで、実は税金と会計の問題があり資金繰りが悪化していることがありますよね。
ですが、経営者は税金や会計の専門家ではないため、問題があることに気づいていません。
もちろん、経営者が気づいていない税金や会計の問題を解決するのが税理士の仕事ですが、見込み客にファーストアプローチするときにあまりに込み入った話は面倒くさがられるのでNGです。
特に初対面の場合、経営者は自社の経営状態を簡単には話してくれません。
あなたを警戒しているからです。
また、語尾が「ご連絡ください」はNGです。
「なんで見込み客からわざわざ連絡しなければいけないのか?」がクリアになっていないからです。
自分から連絡をするということは理由が必要です。
そもそも初めて会った税理士さんに税金や会計の相談をしようとする経営者も少ないです。
「なぜあなたに税金や会計のことで連絡しなければならないのか?」
「あなたに税金や会計のことを相談すると、何がトクなのか?」
を伝えることが大切です。
「税金や会計のことでお悩みの際はご連絡ください」と言って返ってくる答えは「はぁ、まぁ何かあれば…」くらいが関の山でしょう。
失敗例②「何かあればぜひご連絡ください」
見込み客に初めて会ったときに「何かあればぜひご連絡ください」といっている税理士さんもけっこういます。
はっきり言います。
「何かあれば」と言われても、見込み客には何も起こりません。
また、仮に何かあったとしてもあなたに相談する理由がありません。
なぜなら税理士さんはたくさんいるからです。
あなたに何ができて、どんなメリットがあるかをわからなければ決して連絡することはないでしょう。
失敗例③「税金のことでお悩みの人がいたら紹介してください」
「税金のことでお悩みの人がいたら紹介してください」と言っている税理士さんもいます。
紹介を依頼された側が思っていることは3つです。
- 紹介ってけんこう面倒くさい…
- 紹介する理由がない
- もし大切な人を紹介して何かトラブルがあると怖い
の3つです。
紹介を依頼するなら上記3つがクリアになる方法を考える必要があります。
- 大切な知り合いにメリットがあるからぜひ紹介したい!
- たしかな実績のある信頼できる税理士さんだから安心!
と思ってもらえないと紹介してくれないのです。
あなたを人に紹介するメリットと、紹介して問題ないことを簡潔に明示するのがコツです。
失敗例④仕事と関係ない話で盛り上がる
「いきなり仕事の話をするのも売り込みっぽいから、まずは趣味の話で相手をなごませよう…」という考えで、仕事の話をあまりしない税理士さんもいます。
気持ちはわかります。
相手が不快にならないために気遣いをするのは素晴らしいことです。
恋愛ならまずは趣味の話からでも良いでしょう。
ですが、これはビジネスです。
趣味の話で相手との距離を縮めても、
- 肝心の仕事は一切もらえない
- 紹介ももらえない
- 友達になってしまい、仕事の話を返って言い出しづらくなった
となっては意味がありません。
相手との距離を縮めることに時間を使いすぎれば資金繰りがショートして廃業でしょう。
相手に明らかにメリットがある話をすれば、人間関係がなくても相手は興味をもってくれます。
- 「合法的に法人税を2割削減する方法に興味はありませんか?」
- 「〇〇は実は経費化できるのを知っていますか?」
- 「銀行の金利を下げる方法がありますが、メリットはありますか?」
と、相手に明らかにメリットがある話を簡潔にした方がすぐにビジネスの話に入れます。
「趣味の話をするな」と言いません。
ですが、上記のようなアプローチトークから相手との距離を縮めていき、仕事で仲良くなってから趣味の話をする方が効果的です。
※もっと仲良くなれます(^^)
失敗例⑤「今の顧問料より安くしますよ!」
「顧問料を今の税理士より安くする」というアプローチはおすすめしません。
価格競争になってしまったらあなたは損します。
安い仕事で休みもなく朝から晩まで働くことになります。
勤務税理士でいる方がマシです。
また、顧問料だけで税理士を決める顧客は、もっと安い税理士が出てきたら乗り換えます。
価格競争をやっていいのは大手だけです。
顧客が税理士にしてほしいことは、
- 会計業務や税金申告作業
- 税金のアドバイス
- 財務面からの経営のアドバイス
などです。
①「会計業務や税金申告作業」は会計ソフトが発達していますし、AI技術が発達すれば会計業務は人がやらない時代がくるかもしれません。
顧問料を安くして①「会計業務や税金申告作業」を売りにするのはやめましょう。
②「税金のアドバイス」は聞かれたらできますが、③「財務面からの経営のアドバイス」は安い顧問料ではとても割に合いません。
税理士の営業トークの成功例
では、税理士の営業トークの成功事例を見ていきましょう。
あなたの営業活動の参考にしてください(^^)
成功例①「〇〇を使った節税の方法をご紹介しています。ご興味ありますか?」
「〇〇を使った節税の方法をご紹介しています。ご興味ありますか?」という聞き方は有効です。
理由は、
- 節税に興味のある人だけに効率的に営業できる
- 売り込みではなく「相手の役に立つ情報提供の立場」に徹している
- 「ご興味ありますか?」と聞くことでYesをもらいやすい
の3つです。
営業活動では効率を重視してください。
「根性と気合でがむしゃらに人に会っていれば、いつかはきっと報われる!」というのはビジネスとしては不合格です。
あなたの貴重な時間を無駄にしないように、効率的に見込み客とそうでない人を選別していきましょう。
また、営業のアプローチをするときは、
- 「ご相談ください」
- 「ご紹介ください」
はあまり成果がでません。
せっかく情報を扱う仕事をしている税理士なのですから「相手の役に立つ情報提供の立場」に徹しましょう。
「相談をしてほしい人」「紹介してほしい人」はウザがられますが「役に立つ情報を教えてくれる人」は嫌われません。
「え!なになに?興味ある!」というサプライズから関係が始まると、ずっと優位に立ちながらビジネスの関係を構築できます(^^)
成功例②役にたつ自分のセミナーやメルマガを案内する
「節税に役立つ情報を発信している無料メルマガをしているのですが、ご興味あれば登録しませんか?」
「経費になるものとならないものをわかりやすく説明するセミナーを〇月〇日に開催するので、いらっしゃいませんか?」
というアプローチも有効です。
いきなり、
- 「相談してください」
- 「紹介してください」
というのはハードルが高すぎるのです。
メルマガやセミナーならハードルが低いので、相手も「登録してみようかな…」「行ってみようかな…」と思ってくれやすいです。
想像してください。
あなたがハウスメーカーから家を買うとしましょう。
- 「当社の家は素晴らしいです。ぜひ買ってください」
- 「当社の家は素晴らしいです。ぜひ一度モデルハウスに遊びにきてください」
と営業マンから言われたとして、どっちの方がYesを言いやすいですか?
明らかに②「当社の家は素晴らしいです。ぜひ一度モデルハウスに遊びにきてください」ですよね。
人は新しいものを警戒します。
「人は新しいものを警戒するものだ」とわかれば、まずは相手が行動しやすいものから提案しましょう。
メルマガでもセミナーでも、上記の「相手の役に立つ情報提供の立場」なので行動してくれる人は多いです(^^)
いきなり契約を迫るアプローチではなく、見込み客に一段ずつ階段を上がってもらうイメージが重要です。
成功例③「〇〇という補助金・助成金はもう申請しましたか?してない!?もったいないですよ」
経営者は補助金や助成金に興味があります。
「お金をもらえる」というイメージがあるからです。
「自分は補助金や助成金の専門家じゃないから補助金・助成金のアプローチはできない…」と思わないでください。
補助金や助成金の専門家になれということではなく、補助金や助成金の話はアプローチに使いやすいという意味です。
まずは話を聞いてもらえる状態を作らなければ前に進みませんからね。
専門外であってもちょっと勉強してみて、経営者が興味をもつアプローチをしましょう。
補助金や助成金のアプローチをして会えるようになったら徐々に自分の専門分野の話をしていきましょう。
※補助金や助成金の専門家と組んで仕事をする方法もあります。
成功例④「〇〇という税金・制度が始まりますが対策していますか?してない!?まずいですよ…」
見込み客を怖がらせる・不安にさせるアプローチ方法です。
見込み客にメリットのある情報提供をするのも良いですが、デメリットの情報提供をするのも効果的です。
注意点は不安な気持ちのまま相手を帰さないことです。
「不安を植え付けた人」の印象になってしまい逆効果です。
「〇〇をすれば大丈夫ですよ(^^)」と、簡単な解決方法も教えてあげましょう。
コツは「解決方法は教えるけど、見込み客が自分だけできない解決方法であること」です。
「解決方法はわかったけど、自分ではできない…」
「教えてくれた税理士さんに相談してみようかなぁ…」
となる内容にしておきましょう。
成功例⑤「私は〇〇の専門税理士です。〇〇について御社に〇〇のメリットを出せます」
税理士としてよくないのは「なんでもできます!」です。
あなたの専門分野を打ち出して「私は〇〇の専門税理士です。〇〇について御社に〇〇のメリットを出せます」というと、相手の印象に強く残ります。
「私は〇〇の専門税理士です。〇〇について御社に〇〇のメリットを出せます」という言い方は、DMやメール営業にも使えます。
自分の専門分野で役立てそうな企業をリストアップして、DMやメールで営業してみましょう。
DMやメールは相手のメリットを明記するのがコツです。
相手企業をきちんとリサーチして、相手企業に明らかに役に立てるピンポイントのアプローチは反応率が高いです。
新規開拓に成功している税理士の3つの共通点
新規開拓に成功している税理士の3つの共通点をご紹介します。
やはり、成功するには法則があるのです。
新規開拓がうまくいっている税理士の共通点・法則を勉強しましょう。
共通点①経営戦略を立ててから新規開拓している
新規開拓に成功している税理士は経営戦略を立ててから行動しています。
つまり、やみくもに営業活動していないのです。
例えば、
- どういう人(会社)をターゲットにするか?
- どうやってターゲットを集客するか?
- ターゲットに何を提供するか?
- 提供したもので顧客が得られるメリットは何か?
- メリットを得た顧客は、他の顧客を紹介してくれるか?
など、作戦を立ててから新規開拓をしています。
例えば、
- ターゲット:利益が出ている企業
- 何を提供するか:法人税の節税
- ターゲットが得られるメリット:手元にお金が残ることで、事業に再投資できる
- 顧客が顧客を紹介してくれるか:「うちの税理士さんに相談したら〇〇〇〇万円節税できたぞ、お前も相談しろよ」と社長でも他の人に簡単に説明できる
という感じです。
作戦を立てずに戦いに行く人はいません。
まずはあなたの経営戦略を考えましょう。
共通点②最初は専門性を打ち出してターゲットを絞っている
独立開業したばかりのときは専門性を打ち出してターゲットを絞りましょう。
前述のとおり「なんでもできます!なんでもやります!」という税理士ほど新規開拓はうまくいかないものです。
例えば、あなたが塩ラーメンを食べたくてお店を探しているとしましょう。
- 塩ラーメンもあるが、カレーやハンバーグなど何でもある大手のファミレス
- 個人店舗だが塩ラーメン専門店
だったら、どっちの塩ラーメンを食べたいですか?
②「個人店舗だが塩ラーメン専門店」ですよね。
なぜネームバリューもない個人店舗が集客できるか?
「専門店」だからですよね。
独立開業したての税理士は②「個人店舗だが塩ラーメン専門店」方式で勝負しなければ顧客を獲得できません。
「でも、自分は色んなことができるからどうしてもターゲットを絞りたくない…」という先生も安心してください。
不思議なものですが、ターゲットを決めて専門性を出すことによって、後で「先生、こんなことも相談できる?」と他の分野の相談がくるようになるのです。
最初はターゲットがわかりやすいように「〇〇専門税理士」と打ち出した方が相談されるものです。
勇気をだしてターゲットを絞った税理士が勝っています。
共通点③根拠のない自信をもっている
独立開業したら常に自信をもって強気でいることを意識してください。
あなたは社長です。
社長が弱気になったらビジネスは傾きます。
もし今うまくいっていなくても強気でいてください。
なぜかというと、人は強気で自信にあふれている人に惹かれるからです。
弱きになると顔にでます。
悲壮感は印象を悪くし、新規開拓に悪影響です。
税理士は無形サービスです。
モノを売る有形サービスではありません。
無形サービスで唯一目に見えるのは、あなたしかいません。
つまり、あなたが商品のようなものです。
自信は、
- 「私に任せてください」
- 「私に任せてくれれば大丈夫ですよ」
という言い切りにつながり、見込み客は安心感をもって契約に至ります。
根拠はなくてもかまわないので自信を持つ意識をしましょう。
ソフトバンクの孫正義さんも「最初にあったのは根拠のない自信だけ」だったそうですよ(^^)
成約率を上げる5つの方法
成約率を上げる5つの方法をご紹介します。
あなたは自分が何かを営業されて断りたいときに「断る理由」を探しませんか?
営業マンが反論できない「断る理由」ができれば上手に断ることができます。
かんたんにいうと「断る理由」をなくしていけば契約になります。
断る理由をなくして成約率を上げる5つの方法をご紹介しますので、あなたの営業活動の参考にしてください(^^)
費用対効果が良いことを伝える
あなたからアプローチを受けている人は、あなたにお願いする費用対効果を考えています。
つまり、あなたに払う顧問料以上のメリットがあるかを知りたいのです。
損したい人はいません。
「明らかに契約した方がトク」と思わせたら契約です。
実際の費用対効果は仕事が始まってみないとわかりません。
無料期間みたいなものを作ってあなたのサービスを数か月お試しできると良いですが、個人レベルの税理士は無料期間をやってしまうと倒産してしまいます。
つまり、契約する前に「明らかに契約した方がトク」と思ってもらう必要があるのです。
契約する前に「明らかに契約した方がトク」と思わせるには、成功事例を話すと良いでしょう。
「私の顧問先であなたの会社と同じ業種・同じくらいの規模の会社には〇〇という成果がありました」など、成功事例を話すと見込み客はイメージしやすくなって契約になりやすいです。
「顧問料が高くないか?」という不安を消す
あなたの顧問料が現在の税理士の顧問料より高いとしましょう。
見込み客が思う不安は、
- 「顧問料を増やして大丈夫かな…?」
- 「顧問料が下がるならまだしも上がるなら、他の人にも相談してからにしようかな…」
などです。
顧問料が上がるようであれば、
- なぜ顧問料が上がるのか?
- 顧問料が上がることで得られるメリットは何か?
- 顧問料が上がっても回収できる根拠
などを明示してあげましょう。
「高い顧問料を払った方がトク」とわかれば喜んで顧問料を払ってくれます。
例え顧問料が高くても「この顧問料でここまでやってくれるの!?安い!」と理解してくれれば高くても顧問料を払ってくれますよ(^^)
今の税理士を変えなくて良いことを伝える
すでに顧問税理士がついている企業の場合は「今の税理士を変えられない…」というのが最も多い断る理由です。
仮にあなたの提案がどんなに良いものであっても、税理士を変えるのは抵抗があるのです。
「今の税理士を変えられない」という断る理由が出る可能性があれば「セカンドの税理士として私を使ってみませんか?」と提案しましょう。
メインの税理士は変えられないけど、セカンドの税理士であれば大丈夫という企業はけっこうあります。
最初はセカンドで入ってどんどん実績を出せば、いずれはメインの顧問先になれる可能性もあります。
信用できる税理士であることを証明する
見込み客は「提案は良いけど、そもそもこの税理士を信用していいのか?」という不安を持っています。
あなたを信用してもらえる方法は、
- あなたに迷いや不安がない、自信をもっている
- 見込み客と似た人(会社)で実績がある
- 人柄が良い
の3つです。
自信や迷いのある税理士は怖くて信用できません。
仮にハッタリであってもまっすぐ相手の目を見て「私に任せてもらえれば大丈夫ですよ」と言い切りましょう。
見込み客と似た人(会社)で実績があれば信用される可能性が高いです。
ただし、実績がない場合は人柄で勝負しましょう。
信用される人柄は、
- ウソをつかない
- 当たり前のことが当たり前にできる
- 第一印象が良い
の3つです。
ウソをつくのは論外です、怖くて仕事を頼めません。
税理士としての前に、人として社会人として当たり前のことができることも大切です。
- ありがとうとごめんなさいが言える
- あいさつがしっかりしている
- 礼儀がなっている
- 報連相を忘れない
- 筋の通った言動をしている
など、基本ができないと信用されません。
また、人の印象は第一印象でほとんど決まります。
人は第一印象で「信用できそうか」を判断しています。
- 清潔感があるか
- ヒゲをそっているか
- 化粧は濃すぎないか
- きれいなスーツをきているか
- 爪・髪などが手入れされているか
- 靴が汚れていないか
なども判断材料です。
見た目で顧客を失わないように注意しましょう。
すぐに契約した方が良い理由をつくる
断る理由で多いのが「ちょっと考えます」です。
「ちょっと考えます」が出たときは、
- ゆっくり考えたい
- 他の税理士の話も聞いてから判断したい
- 本当は断りたいけど上手な断り方を思いつかなかった
などが考えられます。
相手に考える時間を与えてしまったら負けだと思ってください。
あなたも経験があると思いますが、日数が経つほどどうでもよくなるものですよね(^^;
人は「考えておいて」と言われたものは考えないものなんです。
「ちょっと考えます」と言われる前に言っておくと成約率が上がる魔法の言葉があります。
「うちの事務所は仕事が増えていて、新規はあと1件が限界なんです」と言ってみてください。
人は「残り1つ」に弱い生き物です。
「残り1つ」になると価値が上がるのです。
「限定商品が残り1つです!」と言われたら気になりますよね(^^)
例えば、
- 「実は他の会社さんでも検討が進んでいるので、どちらか早い方しか対応できません」
- 「あと1社の枠を締め切ってしまうと今期はもう対応できません」
など、見込み客が「いま決めた方がトク!」と思うようなフレーズを加えると良いでしょう。
すぐに契約をもらえる魔法の言葉です(^^)
独立開業した税理士が新規開拓できる5つの営業・集客方法
最後に具体的な税理士の新規開拓・営業・集客の方法を5つご紹介します。
新規開拓・営業・集客の方法は1つに偏らずいくつかやってみるのがおすすめです。
人によって向き不向きもありますし、複数の新規開拓方法があることで売上が安定します。
方法①紹介営業
紹介営業は税理士の新規開拓でもっとも基本で一般的な新規開拓手法です。
紹介営業は紹介元の人が営業マンになってくれるようなものなので、広告費もかからず効率的な営業手法です。
紹介をもらうためには紹介しやすい税理士であることが重要です。
- 紹介元の人があなたのことを説明しやすいサービスであること
- 感動を与えること
などを心がけましょう。
紹介元の人が紹介先の人に説明しにくいサービスはどうしても紹介が生まれにくいです。
また、人は感動したことを言わずにいれないので、顧客の予測を上回る努力をしましょう。
親しい人には「紹介をお願いする」というのもお忘れなく。
一般的に「税理士は忙しい」と思われています。
「先生忙しそうだから紹介しない方がいいかな…」と思っている人はけっこういます。
親しい人には「紹介してほしい」という旨を伝えておきましょう。
日本には75000人を超える税理士がいます。
多くの税理士の中から自分を選んでもらうために、紹介をもらう努力をしましょう。
方法②ホームページやブログなどWebから集客
税理士はホームページやブログなどWeb集客も有効です。
「Webからくる顧客は質が低い、安定しない」という人もいますが、そんなことはありません。
きちんとホームページやブログを作りこめば上質な顧客からの問い合わせがきます。
既成概念にとらわれてはいけません、時代はどんどん進化しているのです。
紹介営業はどうしても紹介先からの紹介待ちの状態になってしまうため、ホームページやブログで集客できる体制も整えておきましょう。
Web集客は24時間営業してくれる
Webサイトは24時間営業してくれます。
あなたが仕事をしているときも、休んでいるときも、休まず働いてくれるスーパー営業マンのようなものです。
独立開業したときは集客の基盤づくりとしてWeb集客の仕組みを構築しておくことが重要です。
Web集客は価格競争にならない
Web集客は他の税理士事務所との価格競争にならないメリットがあります。
- あなたの強み
- あなただけのスキル
などがあれば比較対象になりません。
ホームページやブログはあなたの強みやスキル、人間性を自由に表現できる場です。
あなたのパーソナリティーで他の税理士事務所と競合にならないホームページやブログ作りが重要です。
Web集客は費用対効果が良い
Web集客はコストが安いです。
ホームページの維持は月間数千円でできます。
営業マンを1人雇うより営業効果が大きく、経費は安いです。
また、無料のブログやFacebookなどSNSは無料で利用できます。
費用対効果の良い集客ができるメリットがあります。
Webはあなたの実績が蓄積されていく
あなたの仕事やセミナーはその場限りかもしれませんが、Web上に掲載した情報はずっと残ります。
あなたのコンテンツが蓄積されていくことで、どんどん集客ができるようになります。
過去に書いたものがずっと残って、誰かの役にたつというのもWebの魅力でしょう。
ホームページやブログが代わりにプレゼンしてくれる
ホームページやブログに情報を書いておけば、自分で説明しなくてもホームページやブログがプレゼンしてくれます。
サイトのURLを見込み客にメールで送って「参考になる記事があるので読んでみてください」と伝えれば、あとはホームページやブログが見込み客にプレゼンしてくれます。
「文章を書くのは苦手…」という人はあなたのプレゼンを録画してYoutubeにアップしましょう。
YoutubeのURLを見込み客に送ればあとはYoutubeがプレゼンしてくれます。
ホームページ・ブログ・Youtubeにプレゼンさせることであなたのビジネスは一気に効率化します。
わざわざ会いに行かなくても、会ったのと同等の結果を得られます。
Webサイトは名刺代わりになる
ビジネスをする以上名刺は必要不可欠ですが、名刺の紙面に書ける情報量には限界がありますよね。
見込み客にホームページやブログのURLを伝えて「見ておいてください」と言えば名刺代わりになります。
名刺とは違って情報量は無限ですから、名刺より良い働きをしてくれますよ(^^)
Webから問い合わせがくる方法
もちろんホームページやブログを作ったからといって問い合わせがくるわけではありません。
やり方を間違えると問い合わせはきません。
問い合わせがくるホームページやブログをつくるポイントをご紹介します。
中学生でもわかる内容にする
税理士のホームページやブログ最大の注意点は、
- 文章が固い
- 専門的すぎてわからない
- 専門用語が多い
- 文字ばかりで読みにくい
などです。
実は多くの税理士のホームページやブログは上記の問題をかかえています。
ということは、あなたのホームページやブログは上記と逆をやれば大きなチャンスがあります(^^)
文章は中学生でもわかる内容にしましょう。
Webサイトを見にくる人は様々な人がいます。
基本的には知識のない人向けに書くのがコツです。
わかりにくいWebサイトはすぐに帰られてしまいます。
きれいなサイトにする
どんなにわかりやすい文章を書いてもサイトのデザインが暗かったりダサいと印象が悪いです。
「人は第一印象が大事」といいますが、Webサイトも同じです。
コツは、
- 明るい色のデザイン
- 文字が小さすぎない
- 画像やイラストが入っている
- 動画も入れてみる
- あなたの写真が載っている
などです。
パッと見の印象が良いWebサイトを目指しましょう。
結論は先に書く
Webサイトの鉄則は「結論は先に書くこと」です。
小説など文学の世界では結論は先に書かない方が良いですが、Webでは結論が先です。
理由は、Webサイトは「全部読んでもらえない」ということが前提だからです。
あなたもネット検索をしていて、1つのホームページを隅から隅まで読まないですよね?
反対にいうと、もっとも読まれるのは冒頭部分です。
ですので、あなたが言いたい結論は先に書くようにしてください。
キャッチコピー・コピーライティングを勉強する
サイトを見に来た人に「お、なんだこれ?」と興味をもってもらうにはキャッチコピーが重要です。
例えば、ダイエットのお茶のキャッチコピーであれば、
「キレイにやせるお茶」よりも、
- 「お茶を飲むだけでキレイにやせる方法」
- 「2ヶ月お茶を飲むだけでキレイにやせる方法」
の方が興味をひきますよね。
キャッチコピーをつくるスキルを身につけるには「コピーライティング」を学ぶ必要があります。
ただ、忙しい中でコピーライティングを学ぶのは大変でしょうからコツをお伝えすると、
- 数字を入れる(具体性が増すから)
- タイトルは「〇〇の方法」「〇〇のやり方」などで終わらせる
などです。
上記のキャッチコピーも①②が入っていますよね。
キャッチコピーのスキルを少し加えるだけで問い合わせは一気に増えますよ(^^)
公開してからもサイトのPDCAを繰り返す
ホームページやブログは公開してからも修正を繰り返して、もっとも問い合わせがくるポイントを探し続けましょう。
Web集客はPDCAが重要です。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(確認)
- Action(改善)
のサイクルです。
ホームページやブログを公開後は、
- なぜ検索上位に表示されないのか?
- サイトを見にきてくれるけどなぜ問い合わせにつながらないのか?
- さらにアクセスを伸ばすにはどうすればいいのか?
などを繰り返し研究することが重要です。
もしあなたがWeb集客のスキルも身につければ、顧問先の役にも立てます。
他の税理士はWeb集客の知識はありませんが、あなたがWeb集客に詳しくなれば顧問先へのWebコンサルティングで単価アップもできますよ(^^)
事務所紹介型のホームページではなく問題解決できるホームページにする
ホームページ本来の目的はあなたの事務所を紹介することですが、事務所を紹介するだけでは問い合わせはきません。
あなたが集客したいターゲットに役立つ情報を掲載していくことで問い合わせがきます。
集客したいターゲットの問題を解決するタイプのホームページを目指しましょう。
「役に立つ情報を教えてくれるサイト」になれば、閲覧者は信頼してくれて問い合わせをくれます。
FacebookなどSNSも集客に有効
FacebookなどSNSも集客に有効です。
投稿ではFacebookの友達に役立つ情報を発信してください。
役立つ情報を発信し続けることでFacebookの友達は「何かあったらこの先生に相談しよう」と思ってくれます。
そして、税理士が必要なときがくるとあなたに相談のメールがくるようになります。
「Facebookの友達=あなたのファン」となれば問い合わせはきやすいです。
FacebookなどSNSのメリットは、頻繁に情報発信を手軽にできることです。
頻繁に情報発信をすることでFacebookの友達との接触頻度が増えていきます。
人は「接触頻度の高い人を信用する」という性質があります。
接触頻度を高めるためにわざわざ会っていたら大変ですが、SNSであれば簡単に多くの人との接触頻度を増やせます。
ちなみに、各種SNSの特徴は、
- Facebook:すでに友達になっている人たちへの情報発信に向く
- twitter:新規顧客の集客に向く
- instagram:新規顧客の集客に向く
となっています。
「新規顧客を獲得したい!」という場合はtwitterやinstagramもやってみましょう(^^)
SNSでのNG行動は「売り込み」です。
- 「ぜひお問い合わせください!」
- 「ぜひご相談ください!」
という売り込み投稿は一気に人が離れていきます。
売り込みではなく、税理士として読者の役に立つ情報を発信しましょう。
ブログを書くときの注意点
ブログを書くときは「なんでもいいから書けばいい」というものではありません。
Googleの検索エンジンは「低品質なページは上位表示させない」という特性があります。
おすすめしないブログの内容は、
- 「今日は〇〇を食べました!おいしかったです」
- 「今日は〇〇さんと飲みにきました!」
- 「いま、〇〇にいます!」
- 「うちの子供が〇〇と言いました」
- 「今日はお休みで〇〇をして過ごしています」
などです。
※FacebookなどSNSではプライベートの投稿は良いですが、ブログではおすすめしません。Googleに嫌われます。
税理士を探している顧客からするとどうでもいい情報ですし、コンテンツとしての質が上がりにくいです。
もちろんあなたの人間性を表すためには良いのですが、上記のような内容だけの投稿はさけましょう。
例えば、上記のようなあなたの人間性を表す文章と、読者に役立つ情報を両方とも1記事にまとめるのがおすすめです(^^)
一昔前は「ブログはまず100記事書きましょう!」というのが主流でしたが、今は記事の数は関係ありません。
良質な記事を1つ1つ丁寧に書いていった方がアクセスが集まりますし、問い合わせもきます。
ゆっくりでもいいので、丁寧で役にたつ記事をブログに書いていきましょう(^^)
Web集客をするには具体的にどうすればいいの?
「じゃあ、Web集客をするにはまず何から始めればいいのか?」ですが、参考記事をご紹介しますので読んでみてください(^^)
- どういうホームページをつくればいいのか?
- どういうWebシステムをつかえばいいのか?
- どうすればWebから問い合わせがくるのか?
をくわしく解説しています。
あなたのWeb集客の参考にしてください(^^)
方法③セミナー集客
Webサイトを見ている人には「すぐに相談したい!」という人もいれば「相談しにいくには抵抗がある…」という人もいます。
いきなりあなたの事務所に行って個別相談するのは抵抗がある人もいるのです。
個別相談の手前としてセミナーは有効です。
個別面談ではなく「大勢の中の1人」としてあなたの話を聞けるため、安心感があります。
セミナーでは役立つ情報を伝えることはもちろんですが、あなたの人間性を知ってもらうことも重視しましょう。
見込み客の「どんな人なんだろう?」という不安を解消するためにもセミナーは有効です。
セミナーはただやればいいというものではありません。
セミナーをやることで「どういう結果がほしいのか」を明確にしてセミナーを企画しましょう。
- 顧客がほしいのか
- 宣伝をしたいのか
- 顧客を紹介してほしいのか
など、目的によってセミナーで話す内容は、集客する属性が変わります。
「誰でもいいから来てほしい」というセミナーにしてしまうと、セミナーが終わったらすぐに帰られてしまいます。
セミナー終了後に来場者が個別相談しやすい流れや環境も心がけましょう。
方法④業務提携して紹介をもらう
紹介営業とも近いのですが、他の業種の人と業務提携をして紹介をもらう方法も有効です。
業務提携先は、
- 弁護士
- 司法書士
- 行政書士
- 社労士
- 不動産会社
- 銀行
- 保険会社の営業マン
- フランチャイズ本社
などがあります。
場合によりますが、紹介料を出すことで頑張って紹介してくれる人もいます。
紹介料は人によって変えるのもアリです。
ただし、上記の業種の人たちとの業務提携はすでに他の税理士がいることが多いので注意しましょう。
方法⑤税理士マッチングサイト
マッチングサイトも集客方法の1つです。
税理士マッチングサイトは複数あり、それぞれサービス内容や料金体系が違います。
メリットは、
- 新規の集客ができる
- ホームページにリンクを貼ってもらうことでSEO対策になる
の2つです。
デメリットは、
- 紹介手数料が顧問料の40~60%
- 顧客の質が安定しない
- 価格競争になりやすい
です。
メリットとデメリットを理解して活用しましょう。
飛び込み営業はおすすめしない
営業手法の1つに飛び込み営業がありますが、税理士にはおすすめしません。
税理士は「先生」です。
先生が飛び込み営業するのは世間のイメージと合いません。
「私は良い仕事をします!何か仕事はありませんか?」と飛び込み営業すると「この税理士さんはよっぽど顧客がいないんだな。腕が悪いのかも…」と思われてしまいます。
飛び込み営業するほど地域での評判を下げる可能性もあるので、飛び込み営業はあまりおすすめできません。
勤務時代の顧客の引き抜きは要注意
勤務時代に担当していた顧問先に営業する税理士さんもいますが、今はコンプライアンスが厳しい時代なので注意しましょう。
下手をすると「他の税理士事務所(勤務時代の事務所)の顧客データを持ち出した」ということにもなりかねません。
勤務時代の事務所に訴えられても仕方ないでしょう。
基本的には勤務時代の顧客の引き抜きはやめておきましょう、トラブルの元です。
ただし、勤務時代の所長に許可をとれれば大丈夫です。
複数の新規開拓手法を組み合わせるのが鉄則
紹介営業、Web集客、セミナー、業務提携、税理士マッチングサイトなど5つの新規開拓手法をご紹介してきました。
重要なのは「どれか1つの新規開拓手法を選定する」ことではなく「複数の新規開拓手法を組み合わせて行う」ということです。
紹介営業だけでは案件が安定しません。
Web集客は問い合わせがくるまで時間がかかります。
セミナーを毎月やるのも大変です。
どれか1つではなく複数の手法を組み合わせることで案件が安定して入ってきます。
他にも、
- チラシ
- ポスティング
- DM
- 広告
- 異業種交流会に参加する
- 異業種交流会を主宰する
など、新規開拓の方法はたくさんあります。
新規開拓手法はあなたに合う合わない、得意不得意もあります。
自分と相性の良い新規開拓手法を複数選び、同時に回していくことが大切です。
また、新規開拓手法を試す場合は効果測定ができるようにしてください。
どういう新規開拓手法がどれくらい効果があったかを把握できないと次に活かせません。
複数の新規開拓手法を組み合わせることをくわしく解説している参考記事があるので、ぜひ読んでみてください(^^)
参考記事『税理士の営業活動方法!独立開業後の集客方法とは?』
法人顧問は競争が激化しているので相続税マーケットがねらい目
多くの税理士は法人顧問契約をねらって営業活動をしています。
毎月顧問料がもらえて経営が安定するからです。
ですがその分、競争は激化しています。
前述のとおり税理士は国内に75000人以上もいるのです。
価格競争も始まっていて、相当なスキルやビジネスモデルがないと独立開業したての税理士が仕事をもらうのは難しいでしょう。
一方で相続税マーケットはガラ空きです(^^)
法人顧問マーケットが激戦区なら、相続税マーケットはかなり空いています。
むしろ対応できる税理士が足りないくらいです。
ご存知のとおり平成27年の相続税改正で相続マーケットはこれからが本番という感じです。
今の時代に独立開業したての税理士は法人顧問契約を増やしながら、相続案件をこなしていくのが良いでしょう。
やはりビジネスの基本は、
- 拡大していくマーケットで勝負すること
- 競争相手が少ないところで勝負すること
- 競争相手が少なくて拡大していくマーケットに先に入って先行者利益をとること
です。
相続案件の報酬も悪いものではありませんよ(^^)
相続案件を複数抱えていくことで、法人顧問よりも大きな収益を得られることもあります。
ちなみに、私たち「一般社団法人 相続ファシリテーター協会」では相続の相談対応ができる税理士さんを求めています。
私たちのもとには相続の相談がたくさん来ているのですが、個別相談を対応できる税理士さんが不足しています。
「相続案件をやりたい」という税理士さんはお気軽に当相談センターにお問い合わせください。
相続案件を増やすきっかけになれば幸いです(^^)
まとめ
税理士が新規開拓をするときは失敗しやすい営業トークではなく成功する営業トークを使いましょう。
また、新規開拓に成功している税理士には共通点があります。
成約率を上げる方法は「見込み客の不安をなくすこと」です。
1つ1つ不安をとりのぞいてあげれば安心して契約してくれます(^^)
独立開業した税理士の新規開拓方法には、
- 紹介営業
- Web集客
- セミナー
- 業務提携
- 税理士マッチングサイト
の5つがありますが、どれか1つをするのではなく複数の新規開拓手法を組み合わせて使いましょう。
また、競争が激化している法人マーケットだけではなく、ブルーオーシャンの相続マーケットを狙うことも安定経営には重要です(^^)
あなたの新規開拓の参考になればうれしいです(^^)!
-
前の記事
独立開業後の税理士の集客方法!儲かるホームページの作り方 2019.02.01
-
次の記事
ファイナンシャルプランナーの年収や給料を元FPが語る 2019.05.09