住宅ローン5000万円を借りるなら年収920万円以上必要
- 2019.09.26
- お金のお勉強
できれば5000万円の家に住みたいけど、無理なく払っていけるか不安…
もし返済できなくなって、自己破産とかしたらどうしよう…
こういった疑問や不安に応える記事です。
本記事の内容は下記のとおり。
- 住宅ローン5000万円を借りるなら年収920万円以上必要
- 5000万円借りるなら夫婦で住宅ローンを組むのが一般的【夫婦で借りる注意点】
- 住宅ローンを組むときの注意点
- 住宅は人生で一番高い買い物だから専門家に相談する
2016年の調査では、関東首都圏の新築マンションの平均価格は約5000万円です。
「マイホーム5000万円」も普通にあり得る時代になりました。
でも、年収いくら以上なら、住宅ローン5000万円を借りても払っていけるのか知りたいですよね。
仮に銀行が5000万円を貸してくれても、払っていけるかは別です。
もし返済ができなくなったら、最悪の場合は自己破産もあり得ます。
この記事は、住宅ローンの専門家である「住まいるFP」に監修してもらって書きました。
住まいるFPは2000件以上の住宅購入の相談を受けてきた、専門家です。
特に住宅ローンに詳しい住まいるFPに聞いた内容なので、信ぴょう性があると思います。
あなたのご家族の住宅購入の、参考にしてみてください(^^)
住宅ローン5000万円を借りるなら年収920万円以上必要
結論、住宅ローン5000万円を借りるなら、年収920万円以上は必要です。
毎月の返済額は、手取り収入の20%以下に抑えないと危険だからです。
例えば、下記のようなシミュレーションがあります。
住宅ローン借入額 | 5000万円 |
返済期間 | 35年 |
金利 | 1.5% |
ボーナス払い | なし |
月の返済額 | 153,000円 |
153,000円が手取り収入の20%以下になる月収は765,000円です。
765,000円×12ヶ月=年収918万円となります。
余裕をもって年収920万円以上なければ、住宅ローン5000万円を借りてはいけません。
と思うかもしれませんが、固定金利は1.5%くらいです。
変動金利は「金利が上がるリスク」があるので、1.5%は想定しておきましょう。
ここ20年の平均の変動金利は2%台なので、金利1.5%でも低い方です。
今は低金利時代ということは、下がる可能性よりも上がる可能性の方が高いということ。
変動金利の総支払額は未知なので、年収920万円以上必要な危険性もあります。
年収920万円未満の世帯は、もう少し借入額を下げましょう。
5000万円の住宅ローンはリスクが高い
5000万円もの住宅ローンは、リスクが高くなります。
ちょっとしたことで、住宅ローンを払えなくなるからです。
例えば、
- 夫の単身赴任で支出が増える
- 子供に想定外のお金がかかる
- 想定外の妊娠・出産
- 不慮の事故や病気
- 親の介護
- 夫がうつ病になる
- 妻が若年性アルツハイマーになる
そもそも年収920万円以上を維持し続けるって、けっこう大変なことです。
銀行員はノルマがあるので、年収650万円くらいでも5000万円貸そうとしてきます。
ですが、「銀行が貸してくれる金額=返せる金額」ではないので注意してください。
5000万円借りるなら夫婦で住宅ローンを組むのが一般的【夫婦で借りる注意点】
夫の年収が920万円以上の家庭は限られます。
なので、一般的には共働きの夫婦で5000万円を借りるのが一般的です。
例えば、
- 夫の年収:700万円
- 妻の年収:300万円
みたいな感じですね。
たしかに年収920万円以上はクリアできますが、夫婦で借金をするのはリスクもあります。
夫婦で住宅ローンを借りる際の注意点を解説します。
団体信用生命保険のかけ方に注意
住宅ローンを組むときは、団体信用生命保険に加入します。
返済途中で亡くなった場合は、以後の返済が免除される保険です。
夫婦共働きでペアローンを組む場合は、団体信用生命保険を夫婦ともにかけておきましょう。
例えば、夫だけに団体信用生命保険をかけて、もし妻が先に亡くなってしまうと、夫が住宅ローンをすべて背負うことになります。
どちらが亡くなっても死亡保険金がおりるように、団体信用生命保険をかけておきましょう。
連生タイプの団体信用生命保険であれば、どちらが亡くなっても住宅ローンの返済がなくなります。
連生タイプの団体信用生命保険は、単純に言えば住宅ローン×2の保険をかけることになるので料金が高いですが、安心感はありますよね。
料金が高いといっても月々の負担は少ないので、ペアローンなら連生タイプにしておきましょう。
例えば、収入が少ない妻が先に亡くなって、夫は住宅ローンを払えるとしても、
- 子供を預けるお金
- 外食が増えて支出が増える
など住宅ローン以外の負担が増えます。
なので、連生タイプが安心です。
また、債務返済支援保険に加入しておけば、所定の病気やケガでも毎月の住宅ローン支払額を保険が払ってくれます。
妻を夫の連帯保証人にする注意点
妻を夫の連帯保証人にする方法もあります。
妻は子育てなどで、退職しやすいのがメリットです。
ただし、住宅ローン控除の適用は夫のみなのがデメリットです。
離婚のリスク
夫婦で住宅ローンを組む最大のリスクは、離婚した場合です。
結婚5年未満の離婚率は、なんと32.1%もあります。
中には、住宅ローンを組んですぐに離婚する夫婦も…
住宅ローンは2人で借りていますが、住まいは1つ。
- 家はどう分けるのか?
- 1人は住まないのに、住宅ローンの支払いはどうするのか?
など、まぁかなりめんどくさいです(^^;
この記事を監修してくれた住まいるFPにも、夫婦でローン組んで離婚した夫婦いたそうですが、かなり揉めたそうですね。
今は仲が良くても、絶対離婚しないという保証はありません。
住宅ローンを組むときの注意点
住宅ローンを組むときの注意点を、いくつかご紹介します。
けっこう間違った知識がネット上にあったりするので、気をつけましょう。
住宅は人生で一番高い買い物なので、ミスがないようにしてください。
住宅ローンは35年一択
住宅ローンは35年一択です。
月々の返済額を一番下げられるからです。
仮にあなたが35歳で65歳定年であっても、35年ローンで組んでください。
月々の返済額を下げることで、貯金できるようになります。
貯金していって、繰上げ返済をしましょう。
繰上げ返済分は元金のみに充当されるので、30年ローンや25年ローンで組むより支払額を抑えられます。
「35歳で65歳定年だから、30年ローン」と組んでしまうと、月々の返済が苦しくなります。
頭金は貯めなくていい
頭金は貯めなくていいです。
今は低金利なので、頭金を貯めるより住宅ローンを払った方がいいからです。
また、頭金と繰上げ返済は一緒なので、それなら早く家を買っちゃった方がいいですよね。
頭金なしのメリットは、
- はやく家を変える
- 住宅ローンが早く終わる
などがあります。
頭金を入れてしまうと住宅ローン控除の恩恵も減るので、デメリットがあります。
住宅ローンの頭金を貯めなくていい詳細は、
住宅ローンの頭金はいくら必要?【答え:頭金は貯めなくていい】にまとめているので、読んでみてください(^^)
ボーナス払いは組まない方がいい
ボーナスは確実にもらえるものじゃないので、ボーナス払いはやめましょう。
この記事を監修してくれた住まいるFPも、ボーナス払い分を払えなくなった夫婦を何組も見てきたそうです。
ボーナスがなくなる会社もあるので、ボーナス払いは危険です。
住宅ローン5000万円の諸経費は約500万円
住宅購入には、最初に諸経費がかかります。
相場は、家の総額の約1割と言われています。
諸経費の内訳は、下記のとおり。
- 印紙税
- 不動産取得税
- 登録免許税
- 仲介手数料
- 修繕積立一時金(分譲マンションの場合)
- 上下水道等負担金
- 司法書士報酬
- 融資手数料
- 住宅ローン保証料
- 団体信用生命保険料
- 火災保険料
- 地震保険料
など。
諸経費は現金で用意するか、住宅ローンに上乗せして借りることになります。
いずれにせよ諸経費を知らないと、大きく資金計画が崩れます。
公務員は副業できないので5000万円は危険
正直、公務員にとって住宅ローン5000万円は危険です。
公務員はそこまで年収が高くないですし、副業もできないからです。
人間関係のもつれでやめる人だっているので、安定ではありません。
銀行は公務員だと喜んでいっぱい貸してくれますが、ぶっちゃけ貧乏生活になるのでおすすめしません。
もう少し予算を下げましょう。
住宅は人生で一番高い買い物だから専門家に相談する
住宅ローンを組む前に、必ず専門家に相談してください。
住宅は人生で一番高い買い物なので、独断で行動すると失敗するからです。
クーリングオフはできないので、判断ミスが一生を左右します。
住宅ローン相談といえばFPがイメージできますが、99%のFPは住宅ローンに詳しくありません。
FPにも種類があるんです。
普通のFPじゃダメですよ。
住宅ローンに強いFPじゃないと「大丈夫だと思います」みたいに、テキトーにコンサルティングされることもあります。
なので、住宅ローンにくわしいFPに相談しましょう(^^)
住宅ローンにくわしいFPに相談するなら、りそいえに相談しましょう。
りそいえは、冒頭からお伝えしている「住まいるFP」に相談できる、住宅購入の相談窓口だからです。
りそいえは2000人以上が住宅購入の相談をしているので、あなたも安心して相談できますよ。
りそいえに相談するとどうなるかは、下記の4つです。
- 自分たちの世帯年収で、いくらまで住宅ローンを借りていいかわかる
- 住宅ローンを無理なく払っていける安心感が手に入る
- 子供の教育費のシミュレーションもしてくれる
- 家計の節約術も教えてくれるので、生活が楽になる
想像してみてください。
あなたたち家族が、夢のマイホームで楽しく暮らしている姿を。
それを叶えてくれるのがりそいえです(^^)
無理なく払っていけるか不安…
というあなたに最適です(^^)
りそいえが従来のFP相談と違う点は、下記の3つです。
- 住宅ローンを払っていけるかだけでなく、人生の支出全般も設計してくれる
- 老後も踏まえたライフプランを立ててくれる
- 住宅の予算を上げる方法も教えてくれる
そんなりそいえにも、デメリットはあります。
りそいえのデメリットは、下記の3つです。
- 沖縄の相談は難しい
- 離島の相談は難しい
- その他、かなり田舎は難しい
エリア的に対応できない地域があるわけですね。
でも、他にも下記の3つのメリットがあります。
- 相談が無料
- メール、電話、対面の相談を選べる
- ついでに、住宅以外のお金の相談もできる
ようは、りそいえは、
あなたの家族のお金の悩みをなくしてくれるFP集団といえますね(^^)
りそいえへの相談は、すべて無料です。
相談申し込みは、りそいえのホームページから1分で終わります。
気軽に相談してみましょう(^^)
でも、りそいえの良いところばかりだと「本当なの?」と疑いたくなりますよね?
なので、実際に今までりそいえに相談した人たちの声をまとめてみました(^^)
- とても丁寧に、親身に相談にのってくれた
- 無理のない返済で、想像以上の家を購入できた
- 住宅以外のお金の相談にも対応してくれた
- 住宅ローンを組んだのに、しっかり貯金できている
- 住宅ローンを組む前に相談して、本当に良かった
- 銀行が貸すと言った金額だと、借りすぎだとわかった
- うちの家計の節約できるところをアドバイスしてくれた
- 子供の教育費のイメージができた
- 親の相続の相談も無料でしてくれた
など、評判は良いです(^^)
私もりそいえの住まいるFPさんを知っていますが、とても優しくて丁寧な人たちばかりですよ。
なので、安心して相談できます。
りそいえに気軽に相談してみましょう。
幸い無料なので、もし「違うな」と思ったら相談をやめればいいだけです。
というのもOKです。
住宅は人生で一番高い買い物なので、情報収集が命です。
情報収集せずに住宅ローンを組んでしまうと、マジで失敗します。
くらいでも、情報収集のために話を聞いておきましょう。
住宅ローンを組んでしまった後に「知らなかった…」では遅いです。
無料なので、気軽にりそいえに相談してみましょう(^^)
まとめ【住宅ローン5000万円を借りるなら年収920万円以上必要】
この記事をまとめます。
- 住宅ローン5000万円を借りるなら年収920万円以上必要
- 5000万円借りるなら夫婦で住宅ローンを組むのが一般的だけど、注意点がある
- 住宅ローンを組むときの注意点を知っておきましょう
- 住宅は人生で一番高い買い物だから専門家(りそいえ)に相談してください
できれば5000万円の家に住みたいけど、無理なく払っていけるか不安…
もし返済できなくなって、自己破産とかしたらどうしよう…
というあなたの参考になればうれしいです(^^)
ちなみに、住宅ローンは年収の何倍まで借りていいかも知りたいですよね?
年収の何倍まで借りていいかは、
住宅ローンは年収の何倍まで借りていいか解説【節約術で枠を増やす】で解説しているので、読んでみてください(^^)
今の家計を節約して、住宅ローンの枠を増やす方法も解説しています。
あなたの住宅購入の参考になればうれしいです!
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